【2207:編集後記】何万回も伝えよう

まえがき

夏が来たと思ったら、梅雨に逆戻りしたかのような天気ですね。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、今年も!総集編MOOK本の発売が決定しました!!

REASNOTは、2023年以降、商業流通での一般書籍発売を目指しています。

来年はフリーペーパーのデザインや内容も変わりますし、フルカラー・A5変形判でのMOOK本の制作は、今回が最後となります。

ぜひ、お手元に残してくださると嬉しいです!

どうぞよろしくお願いいたします。

SSW.19 でぐちゆうき

でぐちさんを知ったのは、HPのお問い合わせ窓口がきっかけでした。

読者の方から「でぐちさんを取材してほしい!」と、情報をお寄せいただいたのです。

早速、YouTubeを拝見したところ、美しい歌声とピアノ、さらに楽曲のアレンジ力に圧倒されました。

特に『春よ、来い』、かっこよすぎで。

「この人のお話が聞いてみたい!」…と、なりました。

 

取材は新宿のいつものカフェで行いました。

初めてお会いしたとは思えないほど話しやすく、色んなエピソードをうかがうことができました。

記事にも書きましたが、18歳ごろ、背伸びしていた時代を振り返ってのお言葉がとりわけ印象的でした。「たしかに当時の自分には歌えない歌を歌っていたけど、あのころ、背伸びしてよかった」っていうのが。

 

個人的に、若い子の「等身大」は、諸刃の剣だと思っています。

だって「シンガーソングライター志望の若者」なんて、そこらへんにゴロゴロいるんですもの。

もちろん音楽を始めた時期、リスペクトするアーティスト、どんな親に育てられたか、どんな恋愛してきたか、それぞれ違うにせよ。

ぶっちゃけ、大きなくくりでは、似たような人生を送ってるんですよね。

だから彼らの「等身大の歌」って、同じような歌になりがち。

私は一人の聴き手として、「つまんない」と思うことが多いのです。

 

だから、「赤ちゃんのときに捨てられてオオカミが育ててくれました」レベルの特異な人生でない限りは、等身大=独自性にはならないと思います。

若いからこそ許される背伸び、妄想からしか生まれないオリジナリティがあると思うんです。

 

でぐちさんの取材は、改めてその考えを呼び起こしてくれるものでした。

貴重なお話をありがとうございました!

RS.15 梨菜

梨菜さんと知り合ったのは、2021年12月23日。東新宿真昼の月 夜の太陽さんでのライブで、対バンさせていただきました。

もう、リハーサルの時点から「あら可愛い!私好みの女の子ね!!」って、目がハートになっていました。笑

早速、楽屋で取材を申し込み、時期を調整して。

やっと!公開することができました。